
東京都墨田区に建設中の東京スカイツリーに
テレビ用アンテナを頂上に取り付けるための
『ゲイン搭』の組み立て作業の状況が明らかになった。
ゲイン搭は、6月5日以降タワーの中心部を貫く
直径約10メートルの空洞内で組み立てられているため、
外からは見る事が出来ない。
ゲイン搭に使用される鉄骨は長さ約10メートル、直径90センチ、重さ約13トンで
全長約165メートルにもなる。付属物を含む総重量は約2500トンになる。
現在は約35メートルまで組み立てが終わっている。
全体が完成した後タワーの最上部まで一気に持ち上げアンテナを取り付ける。
ゲイン搭の完成後は、地震の揺れを軽減するため
空洞内に鉄筋コンクリート製の巨大な円筒『心柱』が作られ非常時に使用する階段が設けられる。