処方薬の使い回し
薬には、薬局などで誰でも買える市販薬と
医師が患者さま一人一人の体質や症状に応じて処方する、処方薬があります。
市販薬とは、、
おおまかな症状の緩和を目的で製造されているので
ある特定の細菌に有効に効く様には作られていません。
処方薬は、、
医師が個々の患者様の感染している細菌に有効な抗生物質を選択し、
患者様の年齢や体質、体調を考慮して出しています。
病院検索サイトの調査から
自己判断で、家族や友人の間で処方薬を使いまわしをした事がある人が
全体の約6割に及ぶ結果である。ということがわかりました。
たとえ症状が似ているからと、他人に処方された薬を服用しても
必ずしも、有効に効くとは言い難く、時に逆効果になる事もあるのです。
その中で同じ症状でも、アレルギー体質であったり、
体重によって、飲む薬の量が違った為に
副作用が出たといったリスクが約3%報告されています。
そして、処方薬であっても、飲み合わせによって副作用が出る場合があります。
複数の医療機関を受診されている方は、十分気をつけなければいけません。
歯科医療でも、その時の症状によって
抗生剤や痛み止めなどを、処方することもあります。
内科などでかかりつけ医がある患者さまは
受診する際、お薬手帳をご持参頂けると幸いです