南アフリカの現状
4年に1度のサッカーワールドカップで世界中が盛り上がる一方、
開催地である南アフリカは、
世界で最もエイズウイルス感染率が高い国であります。
感染者数は推定570万人に上り国民の9人に1人が感染しているとされています。
治療薬の進歩と普及で、先進国では『慢性疾患』になったともいわれていますが
貧困層が多い南アフリカでは、発症し死に直結しています
サハラ砂漠以南のアフリカ諸国での感染者が圧倒的に多く、
15歳から49歳の感染率が約18%であり
毎年5万9千人の乳児がHIVに感染した状態で誕生し、
エイズ遺児は120万人に上っています。
南アフリカ政府は、エイズ治療の無料化を実施しているが
多くの患者が治療を受けれずに待っている状態で、
末期症状になってからようやく抗ウイルス治療を受けるのが現状であります。
なんとか有効な手立てをこうじたいものだ。